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- ぐるなび会員さん 2016/7/2 12:22
- このお店いち押しの看板メニューは、気田川の香り高い鮎を使った「鮎定食」(塩焼き、フライ、小鉢、ご飯、味噌汁、香の物)です。私の大好きな料理の一つで、何度もご馳走になっています。
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「川魚の女王」と称される鮎は「香魚」とも呼ばれ、独特の香気が持ち味。その香りを最大限に引き立たせた塩焼きは、ヒレがしっかり残るように化粧塩がほどこされ、皮は程よく焼き目(コゲ)がついてカリッと香ばしく、身はふっくら。絶妙な焼き加減です。
先ずは鮎の姿・形・香りを楽しみます。そして味の楽しみ方は「かぶりつき」です。
かぶりつくのは、背からでも腹からでもお好きな所からどうぞ。品や教養はかなぐり捨てて頭と尾ヒレを持って、とにかくかぶりつけば、カリッとした皮の香ばしさとふっくらした白身の淡白な味が口の中に広がります。内臓は取り除いてありますから、ワタの苦さが苦手な方も安心して食べられます。最後には頭、中骨、そして尾ヒレが綺麗に残ります。
堅苦しい決まりはないと思いますが、これが私の好きな食べ方です。でも、お上品な方には向きませんね。(笑)
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フライは、三枚おろしで衣はコンガリきつね色。ここで好みが分かれるのが、醤油派かソース派かですね。私は鮎のフライに限っては醤油派です。醤油の方が白身の淡白な味を引き立たせてくれます。
フライに醤油を少量かけ、一口頂きます。衣がサクッといい音をたて、ふっくらとした白身の食感と淡白な味が堪能できます。
二口目はご飯と一緒に。「く~!日本人に生まれてよかった。」と実感する瞬間です。衣の食感、白身の淡白な味、醤油の風味、そしてご飯の甘味とが絶妙な調和を生み出します。とにかく美味の一言です。
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「五感」で旬を堪能できる鮎料理は、ここ「気田川 憩の家」ならではでしょう。
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