Aundoさんの口コミ投稿

2015年6月30日
普段は一人で日本酒を主役にそれに料理をちょこっと合わせ楽しんでいますが、この日は家族で伺いました。

突出しは鱧と純菜の茶碗蒸し。
ここの料理の売りは何と言っても贅沢な出汁です。
本花鰹の一番だしと3年囲いの昆布から取った旨味が鱧の季節を楽しませてくれる一品でした。

造りは盛合せを頂きました。
鱧のあぶりとさわらの腹身あぶりが絶品です。
鱧は韓国産とメニューに書かれていました。
韓国産は身厚で脂の乗りが違うそうです。確かにこの鱧の味は京都の有名処で食した味でした。
美味いなと思っていた鱧は韓国産だったのかと知りました。

牛ロースの石焼。
これも美味しく頂きました。
素材の良さを手元の石焼で香りと音と共に楽しめました。
写真はありませんが一手間加えた肉料理では牛ロースのローストが絶品です。
店主はローストビーフといいますが一般的なローストビーフとは全く違う、日本酒に合うこの店ならではの味付けの一品です。

その他賀茂茄子の揚げ出しなど色々頂きましたがどれも満足のいく味でした。

お酒は滋賀の地酒を中心に、一博(純米うすにごり)、喜楽長(特別純米)、不老泉(山廃純米吟醸)等々頂きました。
ふくよかな旨味と料理の味も引き立てる一博が気に入りました。
滋賀だけでなく全国から店主の選んだ日本酒が充実しています。
私は焼酎はあまり飲みませんが、佐藤など有名な銘柄がカウンターに並んでいました。
(佐藤は焼酎のメインとしてとてもお安く提供されているそうです。)
尚、息子(未成年)は白ご飯を何杯もお代わりしていました。

非常にコストパフォーマンスの高いお店だと思います。